◆施設の名称 真岡市SLの走るまち拠点施設「SLキューロク館」 施設の名称は、館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代の代表的な蒸気機関車の一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿で、「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれたことから「SLキューロク館」と名付けました。
◆位置 栃木県真岡市台町2474番地6
◆設置目的 「SLの走るまち」という真岡市の魅力を活用した拠点施設として、観光振興、交流人口の増加及び周辺地域のにぎわいの創出を図ることを目的として設置しました。 また、鉄道利用者の増加と真岡鐵道の経営の安定化につなげるものです。
◆施設概要 ○ 敷地面積 2,826㎡(約98m×約28.5m)
○ 建物面積 鉄骨造平屋建 559.9㎡
(長さ53.46m×幅10.46m×高さ12m)
○ 建物外観 SLの形
(真岡駅:C11 キューロク館:9600形)
○ 展示車両
館内 9600形SL(49671号)、
旧型客車(スハフ4425号)、
グッズショップ、軽飲食等
屋外 D51形SL(D51146)
キハ20形ディーゼル動車(キハ20247)
ヨ8000形車掌車(ヨ8016)
ト1形無蓋貨物車(ト60号)
ワ11形木造有蓋貨物車(ワ12号)
ワフ15形貨物緩急車(ワフ16号) ○ その他の施設 イベント広場、駐車場等
◆特徴等 ・展示してある9600形SLや旧型客車などに乗車見学ができます。
・展示してある9600形SLは圧縮空気を動力源として、毎週土曜日、日曜日及び祝日に 1日3回運行します。
・9600形SLを走らせることは、国内で初めてです。その話題性が注目されます。
・平成27年11月29日 「SLフェスタ」に合わせて、静岡市駿府城公園から譲渡を受けた「D51146」の一般公開がされました。これより常設となり、真岡市所有のSLは、動態、静態あわせて、4台となりました。
◆開 館 ・平成25年4月28日(日)
◆関連施設
・情報センター4階(真岡駅複合施設内)に「SLギャラリー」を新設し、既存のSL車庫、 SL検修庫、転車台などを回遊しながら見学できますので、SLキューロク館と 合わせ真岡駅構内全体をSLミュージアムとして位置付けています。
・「関東の駅百選」の認定駅となっている真岡駅舎は、SLの外観となっており、 SLキューロク館もSLの外観で、特徴的な空間を形成しています。
・真岡鐵道では、C11形とC12形のSLを土曜日、日曜日、祝日に1日1往復 運行しています。
・真岡駅東口駅前広場には、平成6年3月、真岡鉄道のSL運行開始を記念して 作られたモニュメント「C55形動輪」が展示されています。
・東口駅前広場北側にある「守鐵社」は、鉄道建設当時に取り壊された熊野権現、 稲荷明神、八幡宮の3つの祠に代わり、鉄道の安全運行を祈願するためたてられました。毎年4月には、真岡鐵道と地元の方々で例大祭が行われています。 |