展示車両を紹介します。
SLキューロク館とその敷地内に展示されている車両をご紹介します。
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◇9600形蒸気機関車49671号機
1920(大正9)年に川崎造船所で製造されて以来、生涯北海道内で活躍し、1976(昭和51)年に引退。同年11月に真岡駅まで回送後、井頭公園で静態保存されていました。2011(平成23)年12月にJR東日本より真岡市に無償譲渡され、2013(平成25)年3月、井頭公園からSLキューロク館に移送。4月から圧縮空気を動力源として走行しています。
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◇49671号機の運転台
この49671号機は、右側に運転席がある珍しい機関車です。製造当初は、他の機関車と同様左側に運転席がありましたが、五稜郭機関区に所属していた時、駅北側にあった操車場での入換作業で使いやすいよう右運転席に改造されました。
製造初年:1920(大正9)年
【豆知識】◇9600形の特徴について
9600形は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道院が1913(大正2)年から製造を開始した、日本で初めての本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車です。1926(大正15)年までに770両製造されました。「キューロク」の愛称で親しまれ、四国を除く日本全国で長く使用され、国鉄において最後まで稼働した蒸気機関車です。
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◇D51形蒸気機関車(D51146号機)
1938(昭和13)年に日本車輌で製造されて以来、北海道内で活躍し、1975(昭和50)年引退後、翌年の1976(昭和51)年静岡市の駿府城公園で静態保存されていました。 その後、静岡市から真岡市に無償譲渡されることになり、2015(平成27)年9月SLキューロク館に移送・整備し、49671と同様に圧縮空気を動力源として走行しています。
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◇D51形蒸気機関車の愛称
D51形蒸気機関車は、D50形の改良機として1936(昭和11)年から1945(昭和20)年にかけて、1,115両が製造された日本の代表的な蒸気機関車で、「デゴイチ」の愛称で親しまれました。このD51146号機は風雪時の視界を確保するために旋回窓が取り付けられるなど北海道特有の改造が施されています。
製造初年:1938(昭和13)年 -

◇スハフ44形客車(25号)
スハフ44形25号は、1954(昭和29)年3月、北海道用として日本車輌で製造された三等緩急車で、1987(昭和62)年3月に廃車となりました。 その後2011(平成23)年9月30日まで、お台場の「船の科学館(青函連絡船羊蹄丸船輌甲板)」に展示されていましたが、羊蹄丸展示終了に伴い、2012(平成24)年、羊蹄丸から陸搬出され、同年7月9日に真岡駅構内に到着しました。
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◇スハフ44形客車(25号)の特徴
スハフ44形は、スハフ42形の北海道向け。27両が1952(昭和27)年から1954(昭和29)年の間に製造され、急行「ニセコ」などの客車として使用されました。
製造初年:1954(昭和29)年 -

◇ヨ8000形車掌車
旧国鉄の車掌車としては、最も新しい設計の車掌車です。外形凸形という、これまでには見られなかった斬新なデザインであり、車掌車としては初めてトイレが設けられています。
製造初年:1974(昭和49)年 -

◇キハ20形ディーゼル動車
1988年(昭和63年)4月まで、地元の皆様の足として真岡線を走っていました。
製造初年:1958(昭和33)年 -

◇ワフ15形貨物緩急車
列車にブレーキをかける装置が取り付けられた車両で、貨物を積載する車両に車掌や制動手が乗り込む場所が取り付けられています。緩急車のうち現存する最も古いものの1両です。
製造初年:1910(明治43)年 -

◇ト1形無蓋貨物車
積載重量10トンの小型無蓋貨物車です。
製造初年:1940(昭和15)年 -

◇ワ11形木造有蓋貨物車
積載重量10トンの小型有蓋貨物車です。地方私鉄向けとして躯体以外はすべて木材で構成されています。木造車体の貨車のうち現存する最も古いものの1両です。
製造初年:1934(昭和9)年





